2011年3月30日水曜日

立川市の現在

 関東東北大震災から二週間以上経過している。
直接の被害とは無縁だったここ立川市は、計画停電
の影響以外は一応の平静を取り戻しているようだ。
このブログやツイッターを始める以前から、ひとつ
気になっている事があったので、この辺りで触れて
置く事にしよう。
 ご存知のとおり「とある魔術の禁書目録」は既存の
キリスト教を中心とした「実際の宗教」を設定の基と
して採用している。「とある魔術の禁書目録の全テ」
では苦情等について「そういうのはないですね」として
いるが、この一連の作品が、特定の地域の振興策の
主題として取り上げられたとなると少々話が違ってこ
ないだろうか?。
 地域のキリスト教関係の方はどう思う?、その他の
宗教関係関連の人々はこの地域振興策をどう受け止め
ているのだろう?。そして立川市で宗教といえば絶対
無視出来ないのが「真如苑」ではないだろうか?。


 真如苑が一般向けに発刊した「真乗」によると、昭和
十一年より開祖夫婦が運慶作と伝えられる不動明王像
を迎え、信仰の道に入って以来、世界的規模での活動
をするに至る今日まで、一貫して立川市を拠点として
いる。立川市の商店街では真如苑の行事があると、街灯
にその垂れ幕などかかるのを目にする事がある。


おそらく、立川市は真如苑にとってバチカンやメッカのよう
な「聖地」といえるのではないだろうか?。いわば自分達
の総本山のお膝元が特定のアニメ作品の「聖地」と呼ばれ、
作品の多くのファンを引き付けている事を「真如苑」はどう受け
止めているのだろうか?



奇妙な事に「禁書」の物語の始まる7月19日は真如苑
の開祖伊藤真乗教主の祥月命日でもある。意図的なものか
は不明だが…。



既にツイッターでRTしているのでお気づきの方もいると
思うが東北・関東大震災の直後、真如苑は「緊急情報発信」
としてツイッター・アカウント@shinnyoen_infoを立ち上げ、
自らの活動をアナウンスしている。関心のある向きはどうぞ。




真如苑についてはこちら


とある魔術の禁書目録 index はこちら

2011年3月25日金曜日

地震!(ヤシマ作戦の今後)

 ヤシマ作戦も第3フェーズ行動計画に入り一週間余り
計画停電が長期に渡る事が明らかになり、結果として
ヤシマ作戦(一般レベルの節電活動)も長期に渡るもの
となるのだろう。一部ヤシマ作戦を拡大解釈し、#84MA
のハッシュタグを本来の趣旨と違う意図で使用する向き
もあり、UN NERV も

「NPO法人設立や物資の支援、募金の呼びかけ、娯楽施設
への営業停止の抗議などそのようなことは全く行っておらず
呼びかけもしていません。」

と、対応に苦慮しているようだ。急激に、多くの人々に呼び
かけた反動だろうか。(白状すれば、私自身もヤシマ作戦を
応援する事で、自分の存在をアピールしたいという目論見が
なかったとはいえない)今、このブログを書いている間にも
九州での原発動向がツイッターで報じられている。おそらく
「被災地への電力支援」から出発したヤシマ作戦は長期化
する電力供給の低迷と相まって、より深く広範に日本全体
を覆っていくのかもしれない。

 ヤシマ作戦の本旨とは外れるが、ここでこのブログを
読んで下さった皆さんに問いかけてみたい。

 アニメ・マンガ・ゲームは有害なだけなのでしょうか?。
 インターネットは国にとって危険なだけなのでしょうか?。

 中東では国家を転覆させたほどのインターネットの
影響力が、ともすれば有害扱いされるアニメを旗印に、
大きな災禍に襲われた日本を、現在も支え続けて
いるという事実をどう受け止めますか?。
 
統一地方選を間近に控えたこの時、多くの方々に
この点をよく見つめて頂きたいと思います。


今後の電力事情の展開についての有益なブログを二点
紹介しておきます。



技術者の観点からの解説@hurdanmori氏による。



ヤシマ作戦発起人の@isidai氏も「わかりやすい」と評価。



その他に…





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2011年3月23日水曜日

方向転換します。

じつは困っています。というか迷っている。


イベント終了の後、立川観光協会は泣かず飛ばず、
ジェネオンさんは「禁書」「俺妹」抱き合わせ販売
角川さんは事の最初から沈黙を守っているし…。
今回の東北関東大震災でブログの記事は地震ばかり
極めつけは「禁書」以外のアニメ作品「まどマギ」
「IS」など他の今期アニメ作品も、立川市の景観を
背景に採用していた事。(迂闊にも多忙に紛れ他の
作品のチェックをしていなかった。気がついたのは
フォロワーさんに指摘されてから)


立川市はアニメ業界にとって「美味しい」のか?。


思い切って方向転換します!


1、「禁書」以外の立川市をネタにした作品もチェック。
  (もちろん「禁書」動向は継続します)
2、東北関東大震災の傷跡の深さを鑑み、「ヤシマ作戦」
  を今後も継続して扱う。


当面これで行こうと思います。
よろしくお願いします。

2011年3月19日土曜日

地震!(「ヤシマ作戦」にできた事その2)

この度の東北関東大震災に際しまして
亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたしますと共に、
被災された皆様や、そのご家族の方々に心から
お見舞い申し上げます。
本当にご無事を、心よりお祈り申し上げます。
と、とある市民は遠く学園都市の空から被災地に
向けてメッセージを送ります。黙祷


「ヤシマ作戦」は旧来の対応では死角となるであろう「事象への即応性」や
「混乱の沈静化」等の問題を、アニメというサブカルチャーや
ソーシャルメディアのポテンシャルを発揮し、見事にカヴァーしている。
何故そのような事ができたのだろう?。

東浩紀は、2011年2月24日・朝日新聞・論壇時評で
エジプト革命を、

クレイ・シャーキーや酒井啓子の考察から
「国家対国家、イデオロギー対イデオロギーの対立の下に
もうひとつ、ゆるやかな(ソーシャルな)層が広がりつつあり、
それが主導的役割を果たした」

公文俊平の仮説から
「大衆のコミュニケーションから創発する”祝祭型革命”
の嚆矢として歴史に刻まれることになるだろう」

としている。


「ヤシマ作戦」も同じ文脈で捉える事が出来るのでは
ないだろうか?。

「新たな層は、思想の是非ではなく、”つながりの是非”で
統御されている。エジプト市民は特定の思想に心酔して
立ち上がったのではない。単純に隣人もデモに行くから、
ツイッターで誘われて楽しそうだったから行ったまでなのだ。」
と、エジプト市民の心情を東浩紀は捉えている。

我々、「ヤシマ作戦」に賛同した日本のツイ民はどうだったか?。
緊急非常時にも関わらず、ツイッターの呼びかけに、どこか
「楽しい」という気持ちが、少なくとも私にはあった。中には
不快に思う人もいたが…。
(念のため断っておくが、発起人の@isidai氏や賛同者が不真面目
だったなどと言っているのではない。@isidai氏は「版権の無断使用」
に伴う使用差し止めや損害賠償のリスクを総て負う覚悟のようだし
きっと多くの賛同者が被災地の現状を我が事のように思っていた
はずだ。)

この節電運動は特定の団体や企業などの法人が提唱したもの
ではなく、日本のそれこそ「ゆるやかな(ソーシャルな)層」が
アニメを旗印に主導的役割を果たしている。地震という緊急
非常時に起きた、ソーシャルメディアのコミュニケーションが導く
エヴァンゲリオン節電カーニバルは、一連の中東革命とその
本質を同じくするのだ。

東浩紀の論壇時評(2011年2月24日)

ソーシャルメディアの政治権力(フォーリン・アフェアーズ リポート二月号 クレイ・シャーキー)

エジプト:祭りの後、でもまたいつでも祭りは起きる(ニューズウィーク日本版 中東徒然草 酒井啓子)

公文俊平(その意味では、近代化の進む中で、「革命」の性質も変わって…)




ネルフ作戦本部はこちら


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2011年3月17日木曜日

地震!(夜の計画停電)

昨晩は夜間に計画停電があった。

立川市和泉町から幸町に入ったあたりで
急に闇が深くなる。街灯がついていない…。
幸町一丁目のような大きい交差点の信号も
消えている。帰途、警察の交通整理があった
のは交番前だけだった。

深い闇、美しい星空、明るい月…。
貴重な体験だが、喜んでばかりもいられない。
結果、動かない設備、交通事故、犯罪の誘発
も報じられている、闇が危険を目隠しする。

交通整理の補助や近所の見回りなどは考えても
いいかもしれない。勿論、独り勝手にやるのは
論外だが、関係当局との適切な連携のもとに
考えてもいいのでは?。
「ジャッジメント」「アンチスキル」とか名乗ったりしてw。

時間がたつに連れ、余震の規模は比較的落ち着いて
きているようだけど、震源はまるで関東地方・東京を
取り囲むように発生している。この地震で多摩地区
が学園都市のような「特別な場所」になったりと
とある市民はしょうもない妄想をしていたりする。

夜間の計画停電中の生活安全確保について
皆さんどう考えますか?。

2011年3月15日火曜日

地震!(「ヤシマ作戦」にできた事その1)

 進行中の出来事を批評するのは早計
とは思うが述べておく事にする。

確かに我々庶民の活動の集合である
「ヤシマ作戦」の具体的な節電効果
の数値は不明だ。発起人の@isidai氏も
ヤシマ作戦について のなかで


「ヤシマ作戦のおかげで復旧したのかどうかは分からなくとも」

と、直接的な効果を追求しない姿勢を表明している。
しかし、「ヤシマ作戦」の意味はそのような数値で
表現できる所にあるのだろうか?。

特筆すべき点はふたつ。
①初動
活動開始が12日午前10時。ツイッターでの呼びかけである事から情報の拡散も
速やかであった事。(筆者が「ヤシマ作戦」に気付いたのは12日午後、夕方から
活動開始)この時点で当局及び東京電力は、原発や被災地への直接の対応や
余震への警戒呼びかけ等に追われており、「計画停電」が発表されたのは
13日午後8時だった。計画停電が開始されるまで12・13日の空白があり、
「ヤシマ作戦」は、「被災地の電力の供給不足」という問題に、当局及び東京電力
よりも早い段階でアプローチを開始している。

②意識
アニメ作品の訴求力を借りツイッターでの拡散を行った事で、私を含む多くの
ネット社会の市民に、速やかに節電への対応を促す事ができている。
果たして旧来型のマスメディアと当局・東京電力だけの対応で計画停電への
移行がここまで円滑に行われるだろうか?。

「ヤシマ作戦」は旧来の対応では死角となるであろう「事象への即応性」や
「混乱の沈静化」等の問題を、アニメというサブカルチャーや
ソーシャルメディアのポテンシャルを発揮し、見事にカヴァーしている。


計画停電実施の発表について(枝野官房長官)

ネルフ作戦本部はこちらtitle

2011年3月14日月曜日

地震!(原発、そしてヤシマ作戦)

ついに原発がメルトダウン。それに伴う続報。
只のツイ民にはRTと愚痴が精一杯。

そんななか見つけたとあるツイート。ヤシマ作戦?
電力需要の高い時間帯に合わせての節電を呼び掛けている。
取り敢えずタイミングを合わせて買出しの為に外出。

帰宅後、発起人のサイトを見る。ファンによる権利者非公式活動…!?。
動機は違うが自分と同じ立場ではある。

一夜明けて本日…。大きな余震の可能性が非常に高い。あって当たり前の数字。
ヤシマ作戦の呼び掛けが目に付く。もっと多くの人に呼び掛けたい。

地震の前日、三月十日の「佐天フェス」の盛り上がりを覚えていた自分は
その中心人物である「布捲り」氏に拡散を頼んでみる。心強い返答を頂いた。
もう一人、祈るような気持ちで「禁書」公式ツイッターの担当:おーた氏に
呼び掛けてみる。このようなアカウント故さぞかし心証は宜しくないと
思っていたのだが、意外にも取り上げて頂けた。

ヤシマ作戦は明日からが本番です。アニメに掛けて節電を呼び掛ける事に
批判的な方々もいらっしゃるようですが、「自分も何かしたい」と思いを向けて
いく「目印」を、発起人がそこに立ち上げてくれた事には、大きな意味があると
考え、勝手に応援させていただく事にしました。


詳細はこちら
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2011年3月13日日曜日

地震!(二〇一一年三月十二日)

とにかく有益と思われるツイートをRT。
只のツイ民にできる最大の行動。
深夜に疲れきってログアウト。寝る。
震源は序々に南下しているのだとか。

3:59、携帯の地震速報に叩き起こされる。
設定した覚えの無い、心臓に悪い着信音!!。
また揺れてるし。
なんと! 今度は長野・中越かい!。
すっかり目が覚めてしまった。空腹さえ覚えていた。
パンかじってしのぐ。

暫くするとまた揺れる。今度は神奈川。
まるで地震が関東地方の周りを伺っているようだ。
疲れきって寝落ち。

次に目が覚めたのが昼前。友人からのTEL。
着信音がうるさい。マナーモードのはずなのに?。
どうやらガラケーは、地震速報受信すると、
マナーモードが強制解除されたままになるらしい。

夕刻、原発についての政府発表。
ヤシマ作戦発動(節電の呼びかけ)に合わせて外出。
スーパーに買出し。カップラーメンとミネラルウォーターの
一人当たりの買出し量制限が掛かっている
東北地方からの入荷がストップしているらしい。

今夜も眠れない夜になりそうだ。

2011年3月12日土曜日

地震!(二〇一一年三月十一日)

昨夜までの佐天アニバーサリーと、午前中の用事を終わらせ
家で昼寝していた。背中から微細な震動が伝わってくる。
ここ何日かの馴染みの感覚…。と思っていたら突如として!。

ドドドドドーーーーーーーーッ!

棚の上の箱が落ちる、ポットがひっくり返って床がお湯浸し。
虎の子のPCは無事。

とりあえずおさまった所で、部屋の片付け。
TVを点ける。知人・仕事先・家族にメール。
そして、ツイッターにログインしてみる。皆不安そうだ。

TVで地震の規模を確認。ツイッターに色々な話が入ってくる。
幾つか不審に思われる話題には、返信し話の出所を確認してみる。

津波、石油コンビナートの火災、サーバー室での事故(後にデマと確認)、
鉄道も全線ストップ、そして原発。

余震も大きめのが何度も来る。家族が一旦帰ってきたが
家にいるのはかえって危険に思えたので外出させる。
余震が激しい。怖いのでノートPCと携帯をフル充電し外出。
安否を知らせるメールも帰ってきた。まずは一安心。

暗くなってくる。いい加減寒いので恐る恐る家に入る。
地震速報、被害の数字が積み重なっていく。余震がおさまらない。

2011年3月10日木曜日

3月10日は「佐天の日」ですが…(キャラ記念日を考えてみる)

今日3月10日は「佐天の日」。誰言うとも無くそうなりました。
それでは他の禁書キャラの記念日はどうなるのでしょうか?。
思いつくままに挙げてみましょう。

初春飾利        = 元旦(初春)
インデックス  = 十(万)月三(千)日

この辺りは妥当な線だと思いますが如何でしょうか?。
ではこの二人はどうでしょうか?。

白井黒子        = 四(si)月九(ku)日
一方通行        = 一月二(通=two)日

新年早々、恐ろしい事になりそうですね…。

上条当麻、御坂美琴、シスターズ、打ち止め、月詠小萌、
土御門元春、ステイル・マグヌス、神裂火織、五和…。

それぞれのファン・クラスタの方は、
考えてみたら私にも教えてくださいね。

2011年3月7日月曜日

学園都市マップ配布イベント顛末

D氏の過去のツイートを調べている。D氏は1/15・16の、
多摩市側の日程で起こった不手際について、それを
蒙った一部のファンと対話を試み、クレームの拡散の
停止に成功している。

ツイッター上で確認された関係者は五人。
ファンA,ファンB,ファンC,D氏、アニメ公式アカウント。
ファンAは自分のブログでもこの件を発表している。
ファンCはツイートを非公開設定にしている。

確認されたツイートをもとに当日から現在までの様子を
以下に構成する。

1/15
・ファンBの実況
・ファンAの実況
・ファンB、ファンCがアニメ公式アカウント(以下「公式」と記す)に
苦情を申し立てている。
「先に並んでいた自分達がポスターを貰えず、その後に並んでいた
人がポスターを貰っている」

1/16
・ファンAの実況。二日目もポスターは貰えなかった模様。
・D氏がファンAに問いかけ。1/15,1/16の両日、ポスター目当ての
参加者が他にいた模様。

1/18
・D氏が、ファンB及びファンCに問いかけ。「連絡会」からの返答は
まだ無い模様。
・ファンAがD氏、ファンB各々に返信。
「連絡会」からのメールでの返答があったとの事。
・ファンBのツイートが続く。自分が蒙った不手際の訴え。
・「公式」からの回答。
・ファンAとファンBの対話が続く。
・ファンAはこの件を自らのブログにUp。
・ファンBは(多摩?)市のHPへも抗議の書き込み。
・D氏がファンA、ファンB、ファンCへ地元ファンとしての
遺憾の意のメッセージを送る。
・D氏は地域振興策の成功を願う気持ちを披瀝し「連絡会」を
擁護している。

1/19
・ファンB、これ以降のクレームの拡散を停止。
・D氏、ファンAに対し「和解条件の提示」を求め、ファンAこれに回答。
・ファンA、これ以降のクレームの拡散を停止。

1/20
・ファンA、「連絡会」からの回答の報告。自ブログへのUp。

1/21
・「公式」より、「立川市日程での実施内容の変更」と
「多摩市日程での不手際のお詫び」が「連絡会」より
発表された事の通知。

2/2
・ファンA、ファンB。「連絡会」の対応の遅さに対する不安の表明。

2/10
・ファンA、対応の遅さへの虚脱感の表明。

2/18
・ファンB、「連絡会」からのメールの内容を公表している。

3/4
・ファンA、ポスターが連絡会から送付された事を公表。
連絡会からの詫び状も入っていた模様。
ファンAの様子にD氏も愁眉を開いた様子。

3/5
立川観光協会のファンへのお詫びの告知のページが削除される。
状況終了の認識。



このような事態になった事で、連絡会と版権元の信頼関係に
問題が生じているのではないか?。ポスター二千部?の増刷及び
ファンの自宅への配送、それに伴う金銭的負担、最終的な責任の
所在の在処…。

奇妙な事がひとつある。ネットの外で何人かの人にこの件に
ついて聞いてみたのだが、私の周囲でこの件について知って
いる人物は皆無だった事だ(市関係者を含む)。

D氏は「ツイッターに地域住民がいない」と言っていたが
それは正しくない。現に私のフォロー・フォロワーには
地域活動主体に近いと思われるアカウントが幾つもあるし
中には期間中にファンの主要なハッシュタグ#index,#raigun
を使用している地元アカウントもあった。しかし、連絡会から
ファンに「ツイッターでの対話」はひとつとして行われていない。

これは地元に限った話ではないが、ツイッター以前から
ブログやサイト等でネット上で活動してきた人々のなかには、
ツイッターの最大の特質である対話機能を活かしきれず、
自らの情報の発信にのみ使用したりしているケースがある。

とにかく結果総ての対応は「公式」に一任されてしまった。
しかし「公式」は直接の主体は自らではない事を述べるばかり。
明らかに「連絡会」にはソーシャルメディア対策への意識が
欠けていた。

作品のファンの多くが中高生以上の、デジタルネイティブと
言われる世代である事から、「とあるアニメの学園都市化計画」
もまずは同じ世代を対象とする。ならばツイッターを
中心としたソーシャルメディア対策を、事の始めから準備して
おけばクレームの拡散は最小限に抑えられた筈だ。

ソーシャルメディア対策としては常識の部類に入る事だが
ツイッター等でクレームを発している顧客に、担当者が同じ
メディアで陳謝の意を表し対策を述べる事で、悪評を「中和」し
クレームの拡散を停止する事ができる。はからずもD氏はそれ
を実践してみせた。

しかしこの件での「ファンとのツイッターでの対話」は
本来関係者ではないD氏のする事ではない。連絡会の担当者が
するべき事だったはずだ。おそらくD氏としては、これ以上の
静観に耐え難いものがあったのだろう。
外部の人間であるにも関わらず、D氏はこの件に深く関わり過ぎ
ている。もしかしたらD氏は連絡会から「敬遠」されている
のかも知れない。

当日からすでに二ヶ月近い月日がたっている。失敗を蒸返す
のは私も本意ではないが、ファン・地域・版権元相互の信頼
関係を揺るがす事件である事。この地域振興策にはいわゆる
ソーシャルメディア対策が欠けている事の二点を指摘したい
と思うので敢えてこの件について触れておいた。

2011年3月1日火曜日

ご挨拶

皆さん初めまして。とある市民です。

東京都多摩市・立川市の地域振興策である
「とあるアニメの学園都市化計画」の
非公式ブログです。
意見や情報の交換を通じて地域住民とファン,
(できれば)版権元との交流の起点となる事が
このブログの目的です。
多くの方の発言をお待ちしています。

追記
対象作品の性質上ファンには選挙権のない
多くの未成年が含まれるものと思われます。
よって政治・思想的な意図・目的はこの場に
相応しくないと考えています。

学園都市
とある市民