2011年7月20日水曜日

今そこにある危機(断層)(その2)

この立川断層だが、都市計画の観点から少々気になる点が
あるので指摘しておく。まずはこれ。


http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/8/tachikawa/f_sinsai/4danso.htm


あくまで、「この図は略図」としてはいるものの、立川市の防災上の拠点であろう立川市役所や、災害救急医療センター等が軒並み立川断層とその直近に存在する事がわかる。JR立川駅の南口、錦町界隈も同様で、錦連絡所共済立川病院が断層直近存在する。


実は既に同様の事について指摘されている方がいらっしゃたので
紹介させて頂く。


http://nuu.love-snoopy.com/2011/06/post_1242.html


実は「立川断層に対する地域防災」という観点から見て、非常に興味深いのが真如苑の立地である。市内に立川断層を挟む形で断層から比較的離れている柴崎町に総本部、泉町に応現院という二つの拠点を持っているのだが、これは何故か?。
立川断層へのリスク回避という観点から見ればむしろ市外に拠点を置くべきだし、そのような備えは既に海外全国規模完了しているようである。応現院が出来たのが2006年と比較的最近であるのも、注目すべき点かもしれない。
 以前「立川市の現在」で真如苑にとって立川市が重要な土地である事に触れたが、この点を踏まえて想像を逞しくしてみる。


「真如苑は将来立川断層が引き起こすであろう地震災害を防がんとする意図のもと、呪術的手段として立川市内にもう一つの拠点である応現院を建設したという事はないだろうか?。」


 飛躍し過ぎだろうか?。もし実際に立川断層由来の地震が起こり、行政の地域防災機能が麻痺した最悪の事態を想定した場合、震源への近さと安全がギリギリのバランスで両立した立地にある真如苑の施設が、立川市の地域防災の最後の砦になる可能性は非常に高いと思うのだが…。


真如苑の災害ボランティア活動


立川市緑町界隈

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